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通勤途中の風景

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日中は晴れていると、暖かく感じるようになりましたが、朝晩は寒いです。
自転車のサドルが、毎朝霜で真っ白。タオルで拭くときに思わず「寒っ!」と声がでてしまいます。

寒い中も、暑い中でも、毎朝、通学路や駅前で交通整理をされている地域のボランティアの方かいらっしゃいます。
リタイアされたご高齢の男性の方々です。
学校の近くには、私の近所に住んでいらっしゃる、中学の校長先生だったHさんが、毎朝横断歩道の近くに立って、子どもたちや通勤される方に笑顔で「おはようございます」「行ってらっしゃい」と声をかけていらっしゃいます。
いつも、満面の笑みでご自分からあいさつをなさっていて、子どもたちや通勤する学生、大人もそのあいさつにつられて「おはようございます」「行ってきます」とあいさつを返しています。

Hさんにあいさつをしてもらうと、その日1日、何かいいことがありそう!と思えたりしますし、実際にそうなんです。

一方、JR駅の歩道には、あいさつを返しても、全然あいさつをされないボランティアの方々がいらっしゃいます。
ここは、見通しが悪い交差点で交通量が多いので、交通整理が大変なんだと思います。いつも険しい表情であいさつをしても無反応。

あいさつはされないのですが、ルールを守らない人を見つけたら命令口調で注意されます。
例えば、横断歩道を自転車に乗ったまま通ろうとすると、「自転車から降りなさい!」と怒っておっしゃるのです。

私も一度注意されたことがあり、そうだったなと思い、自転車を降りて横断するようになりました。
ルールを守っていても、その方があいさつをするところを一度も見かけたことがありません。

事故があってはいけない!
事故を起こさせてはいけない!
という気持ちとともに、事故に巻き込まれるかもしれない不安もお持ちだと思います。

交通整理のボランティアといっても、大変なお仕事。どんな仕事も責任を持って担当し続けるのは簡単なことではありません。


いろんな方に支えられて、私たちは安心して生活ができている。当たり前のことは、一つもない。そういう気持ちを常に持っていたいなと思います。

そして、仕事をする側に立つときは、まず自分から明るく声をかけて場の雰囲気を和らげること、伝えたいことは、言葉を選んで届けることをしっかり実践する。
些細なことでも、相手に与える影響が大きいということを、常に心に留めておきたいと思っています。 








by danbell1960 | 2023-02-07 07:03 | 思いつくままに | Comments(0)

仕事や日々の生活の中で体験した出来事や思いを綴ります


by 大西 恵子